先月 円泉寺住職と友人達で東国三社巡礼に出かけました。
一昔前ならば東京からは一泊二日の旅でした。今は東京駅より直通バスで二時間となり、とても近くなっています。
私たちは埼玉から二時間で、鹿島神宮に到着 しました。
伝承では神武元年と言われておりますが 、それ以前の土着の神であったとする説もあります。
天孫族系の神に、土着の神が取り入れられるケースは、珍しくありません。
御祭神の武甕槌の大神が、日本統合の大事業に出雲に遣わされ、大国主命との交渉役を勤めた実績から、力ある豪族であると推理され、ロマンをかきたてられます。
諏訪信仰の研究をしている私は、 諏訪に追い込まれた建御名方の大神と、相撲で勝った武甕槌の大神との伝承のなかに、豪族たちの駆け引きを想像しつつ誇示する、豪族同士の文化・文明での闘いが、何故か気になります
大鳥居
参道
楼門
茅の輪
御本社
鹿園
奥社
御手洗池