泉屋博古館で開催されている「神々のやどる器」と題する中国青銅器の紋様を紹介する展示です。
鏡に描かれた龍や青龍 、朱雀、白虎、玄武などの伝説上存在するものデザインされたものが中心ですが、【虎食人卣(ゆう)】と言う酒を注ぐ器がメインです。
虎の姿をした怪獣ですが 全身には、 蛇などの模様が描かれて、まさに人を食おうとして膝に抱えております。
酒を注ぐ蓋のつまみは鹿です。
宗教に関わる神具ですが、何の目的の道具かは解明されていません。
生贄の儀式に使われたとも 、正月の獅子舞の様に噛んでもらう振りで、悪霊払いとも考えられす。
3500年前に製作されたものです。
この展示会は超古代に誘ってくれました。
泉屋博古館 東京都港区六本木1丁目5−1 Home page